2003年4月28日

第二神明道路伊川谷JCT.(神戸市西区)と中国自動車道西宮山口JCT.を結ぶ、阪神高速道路7号北神戸線が全線開通しました。

全長32kmの北神戸線には二カ所のパーキングエリアがあります。
まずは一つ目。しあわせの村I.C.に併設された白川P.A.です。
高架上の狭いスペースに作られている、他の路線のP.A.とは雰囲気が違います。

中国自動車道のサービスエリアのような豪勢な施設はありませんが、
休憩施設とちょっとした庭園風のエリアはなかなか落ち着く雰囲気です。
混雑の激しかった西宮名塩S.A.とは違って、停まっている車もまばらでした。

予想以上に緑が多くて気持ちが良かったのでちょっとお散歩。ツツジの花もそろそろきれいに咲きそうです。
ちなみにここの出口、直接しあわせの村の敷地内に接続しているので、
30分以内に一般道に出ないとしあわせの村駐車場料金を取られちゃいます。

白川P.A.を出発すると、ほどなく阪神高速道路神戸山手線との接続部分です。
須磨の丘陵地帯を突っ切って、長田区の地下から突如地上に接続するらしいです。
神戸の山中の複雑な道路網がいっそう複雑になりそうです。
政令指定都市で、一番トンネルがたくさんあるのは神戸市じゃないかな〜?

さらにしばらく走ると、神戸淡路鳴門自動車道と接続する布施畑JCT.です。
中国道吹田方面から淡路島に向かうとき、中国道と山陽道を経由するより、
阪神高速北神戸線を経由した方が距離も短く、料金も安くなります!

北神戸線、二つ目のパーキングエリアである、前開P.A.に到着しました。
このあたりは本当に緑が多いです。
近くには、うさぎやかめ、きつねの飛び出し注意の道路標識がありました。

先ほど立ち寄った白川P.A.と雰囲気が似ていますが、こちらは高い塔があるのが特徴です。
中は展望台になっていて、80段の階段を上り詰めると、素敵な景色が広がります。(嘘)
どうやらメッシュに囲まれている部分に、アンテナのような物ががあるようです。

展望台はありませんでしたが、上下線の休憩所が跨道橋で結ばれていました。
写真は西宮方面。
写真に写っている軽自動車のドライバーがブイサインをしてくれました。(笑)

こちらは明石方面。カーブも緩やかで交通量も少ないです。
しかし、制限速度は60km/hです。速度の出し過ぎには要注意!
写真をご覧になると分かるかと思いますが、結構勾配区間が多いです。

あたりの景色が開けてきて、第二神明道路北線と合流する永井谷JCT.です。
大きく写っているのは神戸市のゴミ処理場かな?
北神戸線の旅もそろそろ終わりです。

伊川谷JCT.で第二神明道路と合流です。
さすがにこちらの交通量は大盛況!
今回の開通で、明石、加古川から宝塚、吹田方面には、北神戸線経由が一般的なルートになることでしょう。

第二神明道路の名物、日本標準時を決める子午線にある大きな看板。時刻は午後4時過ぎです。
今回は、西向きに通り初めをしたので逆光に苦しみました。(苦笑)
次回の道活動は、向きも考えないと。(笑)


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Itaru Sakai
Last Update : 2003.4.30