2003年8月10日

名神高速道路大山崎JCT.から久御山町、宇治市を経由して名神高速道路瀬田東JCT.とを結ぶ、京滋バイパスが全線開通しました!

ほぼ180度左に向きを変えたかと思うと、今度は右に180度回転します。
右側にある未共用の車線は、将来大山崎I.C.の出口へ向かう道でしょう。
前方に見える工事中の高架道路は、国道478号の一般部と思われます。

右に180度向きを変えると、京滋BP本線?の下をくぐります。
左から合流してくるのは大山崎I.C.からの流入路となるのでしょう。
それにしてもまたどうしてこれほど複雑な構造に???

大山崎JCT.&I.C.は完成すると名神、京滋BP、R171、3本の道の6方向、
すべての向きを行き来出来るように設計されているため、このような構造なのでしょう。
本線以外の道路延長だけでも相当な距離になりそうです。

京滋BP本線をくぐると、また右に180度向きを変えながら坂を登っています。
このあと再び本線をくぐり、さらに左に270度回転してようやく本線合流です。
大山崎JCT.の設計者にぜひとも会ってお話を伺いたいものです。

ようやく本線に合流して振り返ったところ。名神吹田方面からの道はシンプルなようです。
名神京都方向から京滋BPへの利用者はさほど多くないのかも知れません。
京滋BPは、ここからさらに京都縦貫道沓掛方面への延長計画があるようです。

京滋BP(正式には久御山淀I.C.までは名神高速の支線らしい)は遮音壁も無く、景色が素晴らしい。
京阪電鉄本線と平行して宇治川を渡ったあと交差します。
電車が走ってくれていたら最高だったのにな〜(笑)

久御山淀I.C.が近づいてきました。京都府道15号(宇治淀線)と接続します。
築堤の上を走る京阪電車、その上をR478、さらにその上が京滋BPなので、とにかく景色がよいです!
遠く、山の麓に見えるのは、宇治の街(多分)!

久御山町に入りました。街の花はサザンカのようです。
奥の看板は、相当大きなものですが、理解するのには結構時間がかかります。
枚方に帰るのには?えっとえっと〜?追突注意!

ふと左側を見ると、京都競馬場のスタンドが見えてきます。
かつてこの辺は大きな湿地帯だったはず、と言うことは地盤も軟弱?
そこにこれだけの道路を造ることが出来るのは、技術の進歩なのでしょうね〜

久御山JCT.が近づいてきました。かつて久御山と言えば、広い干拓地の中を、
国道1号が貫いているだけという印象がありましたが、今年からは違います!
京都・大阪・奈良の中間に位置する、新しい道路交通の要衝なのです!

さあ、枚方へ帰りましょう!

大山崎JCT.を経由しても栗東から枚方東I.C.までの通行料金は1650円でした。
京滋BPの全線開通で京都付近の車の流れがどの様に変わるか興味深いです。
8月10日の「道の日」にふさわしいビッグな開通でした。


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Itaru Sakai
Last Update : 2003.8.13